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法外な葬式費用を請求された
母親が他界しました。父親も4年前に亡くなっているので、長男の私が喪主となって葬儀を段取りました。葬祭業者には正式の見積もりを取らず、「100万円程度で」ということで依頼し了解を得ました。ところが、葬儀が終わった後、葬祭業者から2倍の200万円を請求されました。トラブルを引きずるのもいやなので、母親の蓄えから支払おうとも考えています。
相続前に役立つ知識
お通夜・告別式の会葬の葬儀費用は相続財産から支払うことができます。詳細はこちら>>
会葬する前に葬儀屋と相談を
葬祭業者の仕事は一種の請負で、その報酬は請負代金ということになります。請負は契約で事前に請負代金を決めるべきでした。但し,参列者の人数等により費用が増減する場合もあります。
しかし、「100万円程度で」という依頼をしたのであれば、その主張は貫くべきでしょう。ただし、お寺の戒名代など別の承諾をしていないか、明細表などよく見る必要があります。そのために、まずは先方に金額の根拠の提示を求めてください。参列者の人数が予定より大幅に多い場合等は,実際に費用がかかってしまう場合もあります。