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相続開始について 

葬儀の宗派で揉めている

葬儀の宗派で揉めている

目次

葬儀の宗派で揉めている

父親が亡くなり、葬儀の準備をしているところです。長女の私が喪主となっていろいろと段取っているんですが、斎場のことで弟と揉めています。私は父親が親しくしていた近所の住職に葬儀をお願いしたところ、叔父は「家の宗派と違うから、お寺を変えるべき」と主張しています。叔父の言うとおり、やはり、宗派に合ったお寺を選ぶべきでしょうか?

相続前に役立つ知識

葬儀を執り行う上で、どうしても立ちはだかるのが宗教や宗派です。特に、信仰心の強い家柄だと揉めることは多々ありますから、注意しておきたいことです。

(1)葬儀の主役は、あくまでも故人

葬儀の主役は、あくまでも故人です。また、宗派が変われば、やるべきことも変わってきます。このため、葬儀は故人が信仰していた宗教・宗派の僧侶を呼び、その宗派の儀礼手順によって行われることが一般的です。これらをしっかりしておかないと、家族が眠る同じお墓に入れない場合も出てきます。

このケースでも、故人を立てるということも含め、お父さんが信じていた宗派で葬儀をしてあげるのが一番いいと思います。ただ、敢えてどちらにも属さず無宗教で葬儀を終わらせるというのも、ひとつの方法として考えられます。

(2)宗教・宗派の確認は大切

葬儀を始める前には、まず宗教や宗派を確認しておきたいものです。これを怠ったばかりに、トラブルになることは多々あります。僧侶と揉めることもあれば、親族との揉めごとになってしまうこともあります。もし、自分が喪主になったとしても、葬儀の際の段取りなどは年長者に相談するといいでしょうね。ですから、このケースだと、叔父さんの意見もしっかり聞く必要はあると思います。


★まとめ★

葬儀の宗教・宗派は、主役の故人が信仰していたものにするのが適切